将来の老後に備えて、不動産投資に興味を持つ人が増えていますが、男性よりも女性の方がおすすめの投資方法ということをご存知でしたか?
実際に働く女性の中には、老後準備として不動産投資を始める方もいます。これからの時代は、老後のお金に対する不安は自分で解消していかなければならないのです。
なぜ、女性の方が不動産投資に向いているのでしょうか?
この記事では、そのような疑問に答えていきます。また、不動産投資の始め方も解説するため、不動産投資を検討している女性は参考にしてみてください。
目次
不動産投資を女性におすすめする3つの理由
不動産投資を始める女性が増えていますが、実際に女性におすすめの投資方法です。ここでは、女性に不動産投資をおすすめする理由をご紹介します。
ライフスタイルに適宜対応するため
独立行政法人の労働政策研究・研修機構の調査結果によると、専業主婦の世帯は約673世帯となっており、まだまだ専業主婦が多いです。女性の社会進出が謳われるようになりましたが、結婚後は出産・育児を行わなければいけなくなるため、仕事を辞めざる得ない女性も多くいます。
女性はライフスタイルが大きく変わるため、会社で昇給し続けるのは難しく、自分で資産形成する必要が出てきてしまうのです。不動産投資を行っておけば、ライフスタイルの変化などのリスクにも対応できる安定した収入が見込めるので、安心することができるでしょう。
長寿の女性が増えているため
厚生労働省が公表している資料によると、男性の平均寿命は81.09歳で女性は87.26歳です。この調査結果を見ると、男性よりも女性の方が6年程度長生きすることが分かります。過去を遡っても、男性が女性の平均寿命を超えることは一度もありません。
そのため、女性は男性よりも長生きすると考えて、しっかりと老後対策を行っておくべきなのです。
男性よりも平均賃金が安いため
未だに男女間での賃金格差はあります。内閣府の資料によると男性の平均賃金水準を100にしたとき、女性の平均賃金水準は71.3です。男性の賃金より30%ほど低い賃金になっています。
やはり、仕事面では男性の方が有利のため、賃金格差は出てしまいます。そのため、女性は男性以上に「自分で稼ぐ力」を身につけて、資産運用を行っていかなければなりません。
女性こそ、安定的に不労所得を得ていく方法を考えていくべきなのです。
女性が不動産投資に向いている理由
女性に不動産投資がおすすめの理由をご紹介しましたが、女性の方が不動産投資に向いているのです。次に、女性が不動産投資に向いている理由をご紹介します。
慎重に物事を判断できる
女性は男性と比較すると、物事を現実的に考える傾向があります。不動産投資は、株式投資やFXとは異なり、投資先を簡単に変更することはできません。そのため、物件選びは慎重に行わなければならないのです。
現実的な思考の女性であれば、最初から最後まで慎重に物事を考えられるため、物件探しに失敗しにくく、不動産投資で成功する確率は高くなります。そのため、現実的な考えができる女性こそ、不動産投資に向いているのです。
物件選びに長けている
物件選びは、採光・風通し・水回り設備・内装・周辺環境などの細かい条件に目を光らせ中ればいけません。入居者がファミリー世帯である場合は、物件選びの選択権利は女性側にあることが多いです。そのため、女性が気になるポイントを確認しながら、物件を選べる女性の方が、不動産投資には有利です。
女性専用の融資が受けられる
日本政策金融公庫が実施している「女性起業家支援資金」を活用すれば、不動産事業の資金調達が行えます。
この融資限度額は7,200万円(運転資金4,800万円)であり、返済期間も20年間と長期的に使えるローンとなっているため、これから不動産投資を始める女性にとっては、非常に嬉しい融資制度となっています。
不動産投資の始め方
実際に不動産投資を始めたいと思っている女性もいるでしょう。実際に、どのような流れで不動産投資を行えばいいのでしょうか?ここでは、不動産投資の始め方を解説します。
情報収集
不動産投資の情報収集において、最も重要なことは情報源をひとつに絞り込まないということです。1つの情報源だけに依存してしまうと、その情報が誤っていた際にダメージを受けてしまうことになります。そのため、複数の情報を得るようにしましょう。
また、インターネットで収集できる情報は鮮度が低いため、不動産投資セミナーなどに参加をして人脈を築くことが成功の秘訣となります。
お問い合わせ
気になる物件を見つけたら、不動産会社にお問い合わせをしてください。不動産会社も従業員数や設立年、実績などを確認して、信頼できる会社かを良く見極めてください。
現地確認
問い合わせをした物件の現地確認をします。物件や周辺環境は入念に確認するようにしましょう。
[物件調査のポイント]
1 | 第一印象が良い物件か |
2 | 外壁には、ひび割れや亀裂がないか |
3 | 屋上は清掃されているか |
4 | 廊下や階段の共用部は清掃されているか |
5 | 電気メーターが動いているか |
6 | 入居者の人柄は良さそうか |
7 | 駐車場や駐輪場の使用ルールは守られているか |
8 | ゴミ置き場はキレイな状態を保てているか |
9 | 敷地内の植栽の手入れはされているか |
10 | 部屋の内装はキレイな状態を保てているか |
[周辺環境調査のポイント]
1 | 物件周辺からニオイはしないか |
2 | 物件周辺から騒音はしないか |
3 | 嫌悪施設があるなど入居率に影響が出る建物はないか |
4 | 周辺に商業施設があるか |
5 | 都市開発が行われそうか |
収支計画
気に入った投資物件を見つけても、収益が見込めない物件には投資してはいけません。毎月受け取れる家賃収入や、修繕費や管理費の経費を算出して収支計画を具体的に行います。長期にわたり、本当に儲けることができるのかを考えていきます。また、この収支計画書は金融機関に提出しなければいけないため、丁寧に作成しましょう。
資金調達
収支計画を終えたら、その計画に沿って資金調達を行います。投資物件を購入する場合、資金を預貯金で支払う人は多くはなく、金融機関の不動産投資ローンを利用するのが一般的です。金融機関には、日本全国に支店を持つメガバンクから、地域密着型の地方銀行や信用金庫までさまざまな種類があります。
メリット | デメリット | |
メガバンク |
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地方銀行 |
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購入
金融機関から融資の承認が下りれば、投資用物件が購入できます。
まとめ
女性は男性と比較すると、ライフスタイルが変わりやすく長寿です。そのため、どのような状況になっても、安定収入が得られる仕組みを整えた方が、いかなる場合にでも安心できるでしょう。安定収入として、おすすめの投資方法が「不動産投資」なのです。
もし、老後資金のために資産運用を考えているのであれば、不動産投資を始めてみてはいかがでしょうか?正しい知識を身に付ければ、不労所得が得られるはずです。
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