退職金運用で不動産投資を始める価値はアリ?実践者の声も大紹介

現在の日本では、100歳まで生きるとも言われているので、65歳から100歳までの35年間の人生設計を考えると、金融庁が発表した2,000万円の老後資金では足りなくなってしまうかもしれません。

貯蓄額2,000万円は、決して高額な金額ではないでしょう。そのため、年金受給の他に毎月収入を得たいという方が増えており、退職金で不動産投資を始める人が増えてきています。

実際に、退職金で不動産投資を始める価値はあるのでしょうか?

この記事では、退職金を投資に回すべきなのかを追求して紐解いていきます。ぜひ、検討している方は、参考にしてみてください。

退職金で不動産投資を始める価値とは

不動産投資の収支計画
結論から説明をすると、退職金で不動産投資を始める価値はあります。不動産投資を始めると、どのようなメリットが得られるのでしょうか?ここでは、退職金で不動産投資を始める価値について解説します。

ローリスクで長期的リターンを得られる

不動産投資は、投資方法の中でもローリスクで長期的リターンが見込める投資方法です。株式投資は資産価値の急落が起こりやすいですが、不動産価値の急激な下落は起こりにくいです。そのため、長期間の投資方法として不動産投資は向いています。

退職金を定期預金に預けて運用しても低金利です。そのため、継続的な利益を狙っていくには不動産投資が有効だと言えるでしょう。

相続税を節税できる

将来を見据えたときに、子どもに相続を検討している方もいるでしょう。現金のままで相続してしまうと、全額に応じた税金が差し引かれることになります。

しかし、不動産で所有していた場合、物件評価額に応じて税金が課税されるのです。前者と後者を比較すると、後者(不動産で相続)の方が相続税は安く抑えられます。そのため、相続税の節税効果も得られるのです。

老後の生活に心のゆとりができる

平均寿命年齢は伸びており、100歳まで生きる人も増えてきました。85歳まで貯蓄で間に合う方はいても、それ以上になると貯蓄も底を尽きるかもしれません。しかし、不動産投資を始めれば、毎月家賃収入が永久的に得られます。

100歳まで不動産投資をすれば、100歳まで不労所得を得ることができるのです。年金受給の他に家賃収入があれば、老後の生活に心のゆとりができるでしょう。

退職金で不動産投資を始めた人の事例

笑顔で娘と談笑するシニア夫婦
退職金で不動産投資を始める人は増えていますが、なぜ、開始するのでしょうか?ここでは、不動産投資を始めた人のご意見をご紹介します。

年金受給額が減額されても慌てる必要がなくなりました

昔の年金額と比較すると、現在の年金受給額は低いため、20年後も現在の年金受給額と同等の金額もらえる保証はないと思っていたので、退職金で不動産投資を始めました。アパート経営を考えていましたが、立地条件が良くなければ経営は難しいとセミナーで聞いて、交通アクセスに便利なワンルームマンションに絞り込みました。

1棟目は、浜松町駅から徒歩4分の物件で、利便性に惹かれて購入を決意。2棟目は、スカイツリーや浅草などの人気観光施設周辺の本所吾妻橋駅から徒歩6分の物件。3戸目は、永福町から徒歩4分の物件を購入しました。

3棟目は、投資ローンを活用しましたが、ローン完済後の5年後には、毎月19万円の家賃収入が得られます。そのため、年金受給額が下がっても慌てる必要がなくなり、不動産購入をして良かったです。

退職後の生活を楽しむために不動産投資を始めました

国内外の出張が多い仕事をしていたため、家族で旅行をする機会がありませんでした。老後は、家族で楽しく暮らしたいと思い、セミナーに参加をして退職後の収支を再確認しました。収支を再確認した後で、投資信託を含め国内外株式が多く、リスクが大きいことが判明したため、投信信託の金額で不動産投資を始めたのです。

不動産投資は、投資信託と比較すると価格が下落するリスクが少ないと聞いたので、切り替えられて良かったと思っています。もちろん、不動産投資にも空室リスクや修繕リスクがあります。

しかし、交通アクセスが良いワンルームマンションに投資をして空室リスクを避けたり、相続時の節税効果を考えた結果、不動産投資が効果的だと思いました。知識を身に付けて、不動産投資を始めたことは本当に良い選択だったと思います。

100年生きる時代に備えて、退職金で不動産投資を開始

老後2,000万円問題が公表される前から貯蓄をしてきたので、貯蓄額には自信がありました。しかし、平均寿命が延びており100歳まで生きることを想定してみたり、生活の補填以外にも医療費や介護費を別途用意しなければいけないと考えると不安になりました。そのため、年金受給以外の収入が欲しいと思うようになり、不動産投資を始めてみました。

都心のワンルームマンションを2棟購入しましたが、年金受給以外に10万円程度の家賃収入が入るようになったため、安心して夫婦で長生きができると夫婦で喜んでいます。

また、夫婦のどちらかが亡くなった場合は、子どもに所有している投資物件を相続したいと思っています。現金で相続するよりも、不動産投資で相続した方が税金課税額も少なくて済むため、今では不動産投資を始めて良かったと思っています。

退職金で不動産投資を始める際の注意点

不動産投資セミナーの風景
退職金で不動産投資を始める価値はアリと説明しましたが、始める際に注意点もあります。ここでは、退職金で不動産投資を始める際の注意点をご紹介します。

全ての退職金を物件購入資金に充てない

退職金で不動産投資を始める人が増えてきていると説明しましたが、退職金全額を不動産投資に充てるのは危険です。不動産投資は家賃収入を得ることはできますが、修繕費や固定資産税などのランニングコストもかかります。

全ての退職金を物件購入資金で使ってしまうと、修繕費や税金が支払えなくなってしまうのです。そのため、突然の出費があっても、十分生活水準をキープしていられる価格帯の物件を選ぶようにしましょう。

悪質業者に注意する

退職金を狙った不動産詐欺業者もいます。退職後に訪問営業してきて、都合の良い言葉ばかりを述べる不動産会社には注意しましょう。そのため、退職金を活用して不動産投資を始める場合は、信頼できる不動産会社かどうかを良く見極めてください。

セミナーに参加をして知識を蓄える

不動産投資の運営はプロに任せることはできますが、信頼ができる業者かどうかの見極めが難しいです。

そのため、ある程度の基本知識は身に付けておきましょう。不動産投資の知識を身に付ける方法としては、インターネットや書籍による情報収集もありますが、セミナーで勉強する方法をおすすめします。セミナーに参加をすれば、不動産投資に関する知識が得られるだけではなく、豊富なネットワークも構築できます。

退職金で不動産投資を始める価値はあり

退職金で不動産投資を始める価値はあります。100年時代を迎えている現代こそ、資産価値の下落が起きにくい不動産投資を始めて、安定収入を得た方が良いでしょう。

しかし、不動産投資を行う上では、基礎知識を身に付けておくことをおすすめします。そうすることで、詐欺被害に遭ったり、突然の出費に慌てるなどの失敗をせずに済むでしょう。

不動産投資に関する知識はセミナーで学べます。不動産投資に詳しい人とのネットワークの構築にも向いているため、ぜひ、参加をしてみてください。

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