恋人や結婚相手を探す目的としてマッチングアプリが登場しましたが、賃貸経営オーナーと入居者を結びつけるマッチングアプリも登場していることをご存知ですか?そのマッチングアプリが「WeRoom」です。
賃貸経営では、長引く空室を避けなければいけません。そのため、信頼できる不動産会社に入居者募集を依頼するだけではなく、自分自身で入居者を募集していく必要があるのです。
この記事では、入居者募集に役立つマッチングアプリ「WeRoom」の魅力について解説します。
目次
マッチングアプリ「WeRoom」とは
WeRoomとは、家を借りたい人と貸したいオーナーを不動産会社を通さずに、マッチングさせるアプリです。入居者にもオーナーにもメリットがあります。
不動産オーナー |
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入居者 |
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マッチングアプリ「WeRoom」は、株式会社Resourceが運営会社です。Resourceは、不動産賃貸プラットフォーム運営を事業としており、安全に利用できるサイトやアプリを運営しています。そのため、「WeRoom」も安心・安全に利用することができます。
マッチングアプリ「WeRoom」のメリット
マッチングアプリ「WeRoom」が注目を浴びていますが、実際に利用すると、どのような効果が得られるのでしょうか?ここでは、マッチングアプリ「WeRoom」のメリットについてご紹介します。
仲介手数料のコスト削減
賃貸経営において、不動産会社に入居者募集を依頼して成約した場合は、家賃1ヵ月分の仲介手数料を支払う必要があります。家賃8万円であれば、仲介手数料として8万円を不動産会社に支払わなければいけません。
その一方で、マッチングアプリ「WeRoom」を活用して、入居者募集の成約が決まれば、家賃20%の手数料を支払うだけで済みます。家賃8万円であれば、成約手数料として1.6万円をWeRoomに支払えば良いのです。そのため、6.4万円のコスト削減ができます。
賃貸経営で高い利回りを実現するためには、諸経費を削減することが大切です。仲介手数料のコスト削減ができれば、高利回りの不動産投資の実現も夢ではありません。
空室期間を短縮できる
入居者募集を不動産会社に依頼をしても、想像以上に入居者が見つからずに、空室期間が伸びることがあります。不動産会社の中には、賃貸物件管理が得意でも、入居者募集を不得意としているところもあるので注意しなければいけません。
不動産会社に入居者募集をするだけではなく、マッチングアプリを活用して、自分自身で入居者募集することで空室期間を短縮できます。WeRoomは、仲介手数料がかからないため、引越し費用を安く抑えるために、マッチングアプリを利用して賃貸物件を探している入居者もいます。マッチングアプリの利用料は無料のため、空室期間は物件情報を掲載しておきましょう。
入居者との契約を自動化できる
マッチングアプリ「WeRoom」を活用すれば、入居予約や内覧対応、契約、決済の全ての業務がアプリ内で完結します。
賃貸借契約を締結する際に不安を感じるかもしれませんが、Resource株式会社のカスタマーサポートセンターが代行してくれるため安心です。煩わしい契約業務ですが、WeRoomを活用すれば、誰でも簡単に契約が交わせます。
賃貸物件の紹介ページを作成できる
一般的な賃貸物件の募集サイトに掲載されている物件情報は、どの物件も同じような紹介ページに陥りがちです。そのため、同じ立地にある賃貸物件であれば、外観や内装のキレイさ、賃料の安さなどでしか見てもらうことができません。
しかし、「WeRoom」の賃貸物件の紹介ページでは、その物件に住むとどのような生活が送れるかを伝えることができます。各物件の独自性を紹介ページで掲載できるため、工夫をすれば、入居者の目に留まる紹介ページを作成できます。
非対面ビジネスに対応できる
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、対面型ビジネスが行うのが難しくなりました。不動産投資オーナーの方にも、ソーシャルディスタンスを気にされている方はいるでしょう。
マッチングアプリ「WeRoom」を活用すれば、非対面ビジネスに対応できます。入居予約や内覧対応、契約、決済の全ての業務がアプリ内で完結。入居者と対面で契約する必要がないため、Withコロナ・Afterコロナ時代でも、安心して入居者募集が行えます。
安全にサービスを利用できる
入居予約や内覧対応、契約、決済の全ての業務をカスタマーサポートセンターのスタッフがサポートしてくれます。
例えば、入居者との賃貸契約前の交渉でトラブルが発生した場合なども、カスタマーサポートセンターが中立的な立場でサポート。そのため、オーナー様も安心してマッチングアプリのサービスを利用することができます。
アプリで入居者を探せる
10代、20代の世代は、InstagramやTwitterなどのSNSに触れて育ってきました。そのため、大手企業が運営するポータルサイトで情報収集するよりも、SNSやアプリを活用して情報収集することに慣れているのです。
不動産会社は、ポータルサイトに賃貸物件情報を掲載して入居者を募りますが、マッチングアプリ「WeRoom」を活用すれば、ポータルサイトと異なる客層にリーチすることができます。リーチの幅を広げておくことで、短期間で入居者募集の成約まで結び付けることができるのです。
マッチングアプリ「WeRoom」の注意点
入居者募集で活用したいマッチングアプリ「WeRoom」ですが、サービスが担当したのは、2020年9月です。また、「WeRoom β版」として展開しており、現状はアプリでしか利用できません。そのため、認知度が広がっていません。
マッチングアプリ「WeRoom」の提供会社Resource株式会社によると、ブラウザでも利用できるサービスをリリースすると発表されています。今後、このような入居者とオーナーを結びつけるマッチングアプリの需要は増えていくため、動向についてチェックをしておき、集客が見込めると思ったら積極的に利用してみましょう。
賃貸経営はテクノロジーを上手に活用しよう
今回は、賃貸経営で活用したいマッチングアプリ「WeRoom」のメリットについてご紹介しました。最後に、マッチングアプリ「WeRoom」を活用するメリットをおさらいしておきましょう。
【WeRoomのメリット】
- 仲介手数料を削減することができる
- 空室期間を短縮できる
- 入居者との契約を自動化できる
- 賃貸物件の紹介ページを作成できる
- 非対面ビジネスに対応できる
- 安全にサービスを利用できる
- アプリで入居者を探すことができる
このように、テクノロジーを活用することで、入居者募集の手間を省くことができるのです。近頃は、AIやIoTなどさまざまなテクノロジーが登場してきており、テクノロジーを活用した不動産投資方法で高利回りを実現することができます。
そのため、これから、不動産投資を始めようと思っている方は、テクノロジーについて理解を深めるために、セミナーに参加をして勉強をしていきましょう。
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