はじめる

投資を始める時期はいつが最適?よくある誤解を解説

カレンダーと電卓

実は、投資を始めるのに最適な時期や年齢などはありません。基本的には「思い立ったが吉日」なので、「投資やってみたいかも」と思ったらすぐに始めることをおすすめしています。

しかし、投資に興味を持っても「お金が貯まってないから」などの理由で、実践には移さない人がほとんどです。どうやら「投資を始めるのに最適な時期がある」という誤解が定着しているようなのです。

この記事では、「投資を始める時期」についてよくある誤解を解説していきます。さらに、思い立ったときが投資を始める時期だという理由についても解説していきます。

誰でも始められるのに、お金を増やすチャンスを逃している、とてももったいないことです。この記事が重い腰を上げるきっかけになれば幸いです。

投資を始める時期の3つの間違い

予約日の上に置かれた人の模型2体
まず、投資を始める時期について世間でよく見られる3つの誤解を解説していきます。具体的には次の3つですが、いずれも誤解なので、以下のように思っていた方は考え直していきましょう。

1. 退職金をもらって始める
2. 勉強してから始める
3. 価格がどん底まで下がってから始める

退職金をもらって始める

1000万円単位のまとまった金額の退職金をもらったことをきっかけに、投資を始める方は大勢います。きっかけになるのは良いのですが、「退職金をもらった時が投資を始める時期」ではありませんので、ご注意ください。

そもそも現代では100円から投資を始められるので、まとまったお金を貯める必要はありません。お金が少ない時期でも投資はできるので、サラリーマンや自営業で仕事をしているときから投資をするべきです。

退職金をもらったときが投資を始める最適な時期だと考えている人は多いのですが、そんなことはありません。後述するように若い人ほど投資は有利なので、ぜひ若いときから始めましょう

勉強してから始める

投資について勉強してから始める意識は素晴らしいのですが、いつまでも勉強ばかりで実際の投資を始められない人が大勢います。投資の勉強に終わりが無いため、「勉強し終わってから実践しよう」と思っていると、いつまでも投資を始められません。

投資で成功するためには、勉強と実践を並行していくのがおすすめです。不動産や株式、為替の相場のトレンドは日々変動するので、基礎的な知識だけでなく、相場に合わせて臨機応変に対応する能力も必要だからです。勉強だけでは勝てない世界なので、勉強と実践を同時にやっていきましょう。

価格がどん底まで下がってから始める

株式投資は株価が安いときに買って高いときに売ることで儲けが出ます。そのため、「株価がどん底まで下がったときが投資を始める時期」と考えている方も大勢います。

しかし、株価のどん底がいつなのかは誰にも分かりません。今がどん底かもしれないし、これからもっと下がる可能性もあります。しかし「これから下がるかも」と思っているうちに株価が上がってしまい、買い時を逃してしまうかもしれません。

株式投資だけでなく、他の商品でも同様です。不動産投資でも、「不動産の価格がどん底まで下がったら投資を始めよう」と考える方がいるのですが、どん底はいつ来るのか、それとも今がどん底なのかは誰にも分かりません

すなわち、「投資商品の価格のどん底」なんて誰にも見極められないのです。買い時を逃すくらいなら、早く始めた方が良いと考えられます。

思い立ったら投資を始めるべき3つの理由

人生ゲームの駒とルーレット
投資は「思い立ったが吉日」なので、興味を持った時がその人にとっての始め時です。その理由は以下の3つなので、詳しく見ていきましょう。

1. 若い人ほど複利効果が大きい
2. 1万円で投資を始められる
3. ローンで始められる投資もある

若い人ほど複利効果が大きい

投資は時間をかければかけるほど資産を成長させられるものです。そのため、20代や30代の若い頃から始めるのが断然おすすめです

投資には複利効果があり、これが時間とともに資産を急成長させてくれるためです。複利効果とは、投資で得られた利益を再投資するサイクルを繰り返すことで、どんどん資産を増やしていく効果のことです。雪だるまを転がすとどんどん大きくなっていく様子に例え、「雪だるま式にお金が増える」と言われることもあります。

具体的に計算して、複利効果への理解を深めましょう。

1000万円を投資した場合、利回りが5%なら1年後には利益として50万円が得られます。これを再投資するので、2年目の元本は1050万円となります。

1050万円を利回り5%で運用するので、1年後には利益として52万5000円が得られます。前年の利益は50万円だったので、2年目の利益は2万5000円も多くなりました。

このように利益を再投資していくと、理論的には利益の金額が前年より多くなっていきます。この繰り返しの回数が多いほど利益の金額が大きくなるため、将来の時間がたくさんある若い人の方が、複利効果の恩恵を受けられるのです。

長い時間をかけるほど、複利効果は大きくなっていきます。再投資のサイクルをたくさん繰り返せるので、当たり前ですね。したがって、若い人の方が複利効果が大きいので、退職金を待たずに運用しましょう。

1万円で投資を始められる

一昔前までは、投資は確かに富裕層でまとまったお金を持っている人のためのものでした。しかし、現代では1万円もあれば投資を始めることができるので、貯金が少ない人でも気軽に試せるようになりました

1万円で買える商品だけでも、投資信託や国債、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、ソーシャルレンディングなどさまざまな商品があります。しかも、投資信託は一部のインターネット証券会社では100円から買い付けすることができます。

1万円から、商品によっては100円という少額で投資を始められます。つまりお金が少ない人にも、投資で増やすチャンスがあるのです。「投資はお金が貯まってから」と遠ざけず、思い立ったときに始めてしまいましょう。

ローンで始められる投資もある

賃貸マンションやアパートを保有して始める不動産投資の場合、数千万円から数億円といったお金がかかります。そのため、「お金が貯まってから投資を始めよう」と考えるのは普通のことです。

しかし、数千万円といったお金を貯めてから始めなければならない、というものではありません。不動産投資ローンを組んで投資を始め、賃貸マンションやアパートで得られる家賃収入をローンの返済に充てるのが一般的です。不動産の全額を自己資金でまかなうのではなく、ローンを利用することで、あまりお金が貯まっていない人でも不動産投資ができます。

このように、初期投資としてまとまったお金を必要とする種類の投資でも、ローンを活用することでできるようになるかもしれません。上述したように若い頃に投資を始めた方が複利効果の恩恵が大きいので、お金が貯まっていなくても始められる投資を探してみましょう

不動産投資ローンと住宅ローンの違い不動産投資におけるローンは、住宅ローンとは別物です。同じものだと思い込んでいる方が多く、不動産投資を始めるときに最も躓きやすいポイントとなっています。この記事では、不動産投資ローンと住宅ローンの違いについて、両者を比較しながら7つの違いについて解説していきます。...

まとめ

通帳を確認する若い女性
投資で成功するには、少額で良いので若い頃から始めるのが一番効果的です。特に「投資を始めるのに最適な時期」はありませんので、思い立ったときに始めていただくのが良いでしょう。

とはいえ、見切り発車で始めると銘柄選びなどでつまずくことが出てくると思います。

これは、投資セミナーに出席して知識を身につけるなどの勉強をすると投資での勝率が上がるので、勉強と実践を並行してやっていきましょう

少額からはじめる空き家不動産投資の秘訣