マイホーム購入前に知りたい!住宅ローンの審査が落ちる確率は?

夢のマイホームに憧れる人は多いです。総務省の「全国消費実態調査」は、5年毎に家計構造を調査しており、この調査項目にはマイホームの所有に関する項目も用意されています。この調査結果から、約8割の方が持ち家であることが分かります。

この記事を読んでいる方も、マイホーム購入を検討されているかもしれません。しかし、マイホーム購入の検討に当たり「住宅ローン審査に通るだろうか?」と不安に感じている方もいるでしょう。実際に、どれぐらいの人が審査に落ちてしまうのでしょうか?

この記事では、住宅ローン審査に落ちる確率と、審査を通すコツについてご紹介します。ぜひ、これから、マイホーム購入を検討している方は参考にしてみてください。

住宅ローン審査で落ちる確率は何%

住宅ローン審査の通過率は、金融機関で公式に発表されていないため、正確な数値は分かりません。しかし、インターネット上に予測されている結果だと、住宅ローン審査に落ちる確率は5%程度です。100名が申し込めば5名が住宅ローン審査に落ちてしまうことになります。

意外に確率が低いと思った方もいるのではないでしょうか?基本的に、要件を満たしていれば、住宅ローンを借りることができるのです。

確率5%!住宅ローン審査に落ちる理由

マイホームを購入したいけれど、ローン審査に合格できるか不安だと悩み、購入に向けて動けない人もいます。そのような人は、住宅ローン審査に落ちる理由について把握しておくことで、安心して購入に踏み切れるはずです。ここでは、審査に落ちる理由についてご紹介します。

1.個人信用情報に問題がある

事前審査では申込書に記入した氏名・住所・電話番号を参考にして個人信用情報の照会を行います。照会で、個人信用情報に問題があることが判明した場合は事前審査に通りません。事前審査に通過できない個人信用情報の事故には、債務整理、長期延滞、代位弁済、強制解約があります。

このような金融事故情報は5年~10年間、信用情報から消えないため、この期間は審査が通りません。

2.返済負担率をオーバーしている

住宅ローンには、返済負担率という考えがあります。他のローンと合わせた年間返済額を年収の30%~35%以下にしなければいけないのです。事前審査の際に年収の返済負担率をオーバーしていた場合は、審査落ちやすくなります。

3.要件を満たしていない

住宅ローン審査には、申込者の要件が定義されています。満20歳以上で最終返済期間80歳未満であること、継続的に安定した収入があること、国内に住んでいることなど、金融機関によって要件は異なりますが、これらを満たしていなければいけません。

確率5%!住宅ローンの審査に落ちないためのコツ

これから、住宅ローンを借りようと思っている方は「落ちたらどうしよう…」と不安に感じてしまうかもしれません。しかし、住宅ローンの審査に合格しやすくするコツがあります。

借入予定額を確認しておく

借入予定額をチェックして、返済比率が高くならないように気をつけましょう。返済比率を抑えることができれば、審査に通りやすくなります。
返済比率は年収25%~35%に抑えるように推奨している金融機関が多いです。例えば、年収500万円の場合は、年間総返済額が125万円~175万円程度に抑えておくことで、審査に通りやすくなります。

借入予定額は審査申込前に分かることなので、自分自身で返済比率を計算してから、審査に申し込むことをおすすめします。このような手順を踏めば、住宅ローン審査で落ちる心配もありません。

普段から健康管理をしておく

住宅ローン審査項目には、健康状態も尋ねられます。安定した収入があるサラリーマンでも、病気になると働けなくなり、収入が途絶えてしまいます。このような事態を招かないために、健康状態も審査項目に含まれているのです。

そのため、審査に落ちないためにも、普段から規則正しい生活を心掛けましょう。また、定期的に健康診断を受けてみてください。

個人信用情報に事故がないかを確認しておく

個人信用情報に事故情報が掲載されている場合は、住宅ローンを借りることはできません。個人信用情報に事故があることを知られてしまうと、恥ずかしい思いをしてしまうでしょう。

このような事態を防止するために、審査前に個人信用情報を取り寄せてみましょう。個人信用情報は、全国銀行個人信用情報センター日本信用情報機構CICで取り寄せることができます。

複数の金融機関の審査を受ける

1社の金融機関の住宅ローン審査に落ちても落ち込む必要はありません。メガバンクや地方銀行、ネット銀行で審査基準は大きく異なります。

そのため、1社の金融機関で落とされてしまったけれど、別の金融機関であれば審査に合格するというケースも珍しいことではありません。金融機関によって審査基準は異なるため、複数の金融機関の審査を受けましょう。

住宅ローン審査に関する良くある質問

住宅ローン審査に落ちる確率は5%とお伝えしましたが、審査に通過できるか不安に感じている方は多く、さまざまな悩みを抱えています。実際に、どのような悩みを抱えているのでしょうか?ここでは、住宅ローン審査に関する良くある質問をご紹介します。

Q.持病があるのですが住宅ローンは借りられますか?

住宅ローンの要件が緩和されているプランも用意されています。一般的な住宅ローンより金利が高めに設定されていますが、このプランを適用すれば、持病がある方でも住宅ローンを借りることができます。

Q.健康診断書は必ず提出が求められますか?

特約加入かつ借入金額が一定額を超える場合は、健康診断書の提示が求められます。健康診断書に不備があった場合は、再度、受診しなければいけないので注意しましょう。

Q.ネット銀行に興味があるのですが、銀行との違いはありますか?

ネット銀行は、銀行窓口に行かずに審査が受けられて便利です。また、窓口を設置していない分だけ金利が低いため人気があります。このように、ネット銀行は総返済額が安くなりますが、審査が厳しめに設定されています。申込者の属性が良くなければ、基本的に審査に合格できません。

Q.住宅ローンに落ちないか心配です。どうすれば良いですか?

住宅ローンに落ちないかと不安に感じる場合は、セミナーに参加をしたり専門家に相談をしてみましょう。専門知識を持つ不動産会社やファイナンシャルプランナーに相談すれば、お客様1人1人に見合った、金融機関の選び方やプランの選び方を提案してくれるはずです。

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また、取引実績数が豊富な不動産会社であれば、金融機関と折衝してもらえることもあります。そのため、親身に相談に応じてくれる不動産会社を選びましょう。

審査合格のポイントはセミナーで相談する

住宅ローン審査に落ちる確率は、公式データは公開されていませんが、約数%です。過去に個人信用情報に事故を起こしてなく、審査の要件に該当している方であれば、基本的に審査に合格できます

しかし、住宅ローン審査を通すコツはあります。返済比率を25%~35%に抑えたり、住宅ローンに強い不動産会社に相談したりすることで、審査は通りやすくなります。

また、審査合格のポイントもあるため、これから住宅ローンを借りる上で不安を感じている方は、セミナーに参加をして住宅ローンに関する知識を身に付けてみてください

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