不動産投資で家賃収入を得る

 不動産投資に憧れている人は多いのではないでしょうか?毎月、給料や年金以外に定期的に入ってくる収入があれば、生活はかなり楽になると思います。

不労所得の代名詞である、家賃収入ですが、言葉を知っていても詳しく家賃収入について知っている人は少ないのではないでしょうか?そこで今回は、不労所得の代名詞である、家賃収入について詳しく説明します。

家賃収入とは

 家賃収入とは、マンションやアパート、一軒家などを他人に貸して、家賃を受け取ることをいいます。一人暮らしなどをする時に、不動産を借りることは一般的だと思います。マンションやアパートを借りるとその対価として家賃を支払わなければなりません。不動産投資をするということは、逆に、家賃をもらうことになります。あなたが家主になって家賃を受け取ることが不動産投資のだいご味なのです。
家賃収入は、毎月定期的に受け取ることが出来るため、怪我や病気をして、給料がなくなった時も安定して入ってくるものになります。現代社会は、病気や怪我をしなくてもいつ、仕事がなくなるか分からない不安定な時代です。そんな時家賃収入があれば、生活の大きな助けになるのです。

家賃収入を得る代表的な3つの方法

一口に家賃収入といっても、不動産投資には様々な方法があります。この章では、不動産投資の主な方法について3つ紹介します。

区分所有投資

区分所有

 不動産投資の代表的な方法の1つ目は、マンションやアパートの1部屋もしくは数部屋を購入して、貸出を行う方法です。この方法であれば、マンションやアパートの1部屋購入すれば、家賃収入を得ることが出来ます。比較的少額から不動産投資を始めることが出来ることが特徴です。この投資の方法を、区分所有投資といいます。

 区分所有投資は、マンションやアパートを丸ごと買って投資する方法ではないので、家賃収入自体は少なくなりますが、リスクも小さくなります。もしマンションやアパートを一部屋購入した場合、地震が起きた時のリスクや、多くの部屋が空室になってしまうリスクが高くなります。また1部屋所有する場合に比べて、不動産を維持するランニングコストも高くなります。その点、1部屋の投資であれば、地震が起きた時のリスクや空室になってしまうリスクが、マンションやアパートを丸ごと1棟持っているよりも少なくなるのです。
また、区分所有投資の場合、不動産投資の中でもニーズが高いといわれている都心のワンルームマンションにも投資がしやすくなります。
現在の日本は、人口が減ってきているので、至る所で不動産が余っている状態です。特に地方の不動産の場合、なかなか借り手が見つからずにずっと空室になってしまうことも多くあるようです。
都心のワンルームマンションであれば、都心で働いている若い人のニーズは常にあるので、よほど変な物件でもない限り、借り手がつかないということもありません。
都心のマンションやアパートを一棟丸ごと買うことは、かなり難しいと思いますが、ワンルーム1部屋であれば、普通のサラリーマンでも、銀行でローンを組めば買うことは出来ます。特に、不動産投資を始めて行う方には、都心のワンルームでの区分所有投資が最もおすすめ出来る方法になります。

戸建て投資

戸建て投資

 不動産投資の代表的な方法の1つ目は、戸建て投資です。戸建て投資とは、その名の通り一軒家を購入して、貸し出しを行う不動産投資のことをいいます。戸建て投資は、一軒家丸々購入して、他人に貸し出しを行う方法なので、区分所有投資よりも自由度が高いのが特徴です。もちろん、区分所有投資の場合でも、リノベーションをすることは出来ますが、特にマンションの場合はマンション規約に大幅なリノベーションをすることを禁じているケースがあります。しかし一軒家であれば、すべてがオーナーであるあなたの物になるので、自由にリノベーションをすることが出来ます。戸建て投資の場合、シェアハウスにすることも可能なので、現在の住居事情に合った賃貸物件を提供することが出来ます。また、戸建ての借り手はファミリー層が多いので、一度借りてくれる長く借りてくれる可能性が、一人暮らしが主なワンルームの借り手よりも高いこともメリットになります。

しかし、ファミリー層が多い分、転勤が多くなる3月から4月にかけて借り手が見つからないと長期間空室になってしまうリスクもあります。

一棟所有マンション・アパート投資

一棟マンション・アパート

 不動産投資の代表的な方法の3つ目は、一棟所有のマンション・アパート投資です。一棟所有のマンション・アパート投資とは、その名の通り、マンションやアパートを一棟丸々購入して、不動産投資を行うことです。
区分所有投資や戸建て投資に比べて、多額の家賃収入を見込めることがメリットです。

 しかし、マンションやアパートを一棟丸々購入するには多額の資金が必要となるので、不動産投資初心者にはあまり向いていない方法になります。また、区分所有投資の場合、人気の高い高層階の部屋や角部屋などにピンポイントに投資することが出来ますが、一棟投資の場合はそうはいきません。人気のあまりない低層階の部屋や日当たりのよくない部屋もすべて埋める努力が必要になります。

一棟投資は、多額の家賃収入を得ることが出来る反面、初期投資に多額のお金がかかることや、毎月のランニングコストが大きくなることから不動産投資初心者には向かない方法になります。一棟投資を行うには、まずは区分所有投資や、戸建て投資を行って不動産投資に慣れることと、資金を準備することが必要になります。

家賃収入があったほうが良い理由

 家賃収入は合ったほうが良いに決まっていますが、特に現代社会を生き抜く上では、非常に重要な収入源になります。
現代社会を生き抜くために家賃収入があったほうが良い主な理由は2つあります。

いつ年収が下がるか分からない

 現代社会を生き抜くために家賃収入があったほうが良い理由の1つ目は、いつ年収が下がるか分からないということです。昔は、終身雇用で年功序列で給料は上がって一来ました。一度、大企業に入れば、どんなに仕事が出来なくてもある程度安定した給料を受け取ることが出来たのです。しかし、現在はITやAIの発展によって、大企業でも終身雇用は崩壊していますし、年功序列の賃金体験も成果主義の浸透によってほぼ完全に崩壊しています。

 働き盛りである50代で、会社を追われることは、今は決して珍しいことではなくなってしまいました。

 安定した企業の代表格である銀行も、大きなリストラを行うなど、今やサラリーマンに安定という文字はないのです。もちろん、最先端の技術を持っていたり世の中の流れに対応出来るスキルがあれば別ですが、多くの方は、給料だけでは安定した生活を送ることは難しくなっているのです。

 そんな環境の中、給料以外に家賃収入があれば、大きな助けになることは間違いありません。もちろん、給料以外の定収入を得る方法は、家賃収入だけではありません、株式投資やFX、副業など様々な方法で給料以外の収入を得ることが出来ます。しかし、株式投資やFXで勝つためには、専門的な知識が必要ですし、副業に関しては、今も禁止している会社はたくさんあります。不動産投資に関してもある程度知識は必要になりますが、実は敷居はあまり高くないのです。手元に資金がなくても、銀行で不動産投資専門のローンを用意しているので、手元資金が少なくてもローンを借りて不動産投資を行うことは出来ます。ローンと聞くとあまりいいイメージがないと思いますが、手元資金が少なくても不動産投資が出来るメリットは非常に大きいと思います。

人生100年時代になっているが年金があてにならない

 
 現代社会を生き抜くために家賃収入があったほうが良い理由の2つ目は、人生100年時代になっているが年金があてにならないことです。日本人の平均寿命はどんどん延びてきて、今や人生100年時代といわれています。

 人生100年楽しく生きていくためにはどうしてもお金が必要になります。老後の収入源の1番手に上がってくるものは年金です。しかし年金は、もらえる金額がどんどん少なくなってきており、つい最近、政府は、自力で2,000万円用意する必要がある旨の発表を行いました。いわゆる老後2,000万円問題です。今を生きていくだけでも大変なのに老後のために2,000万円も貯金しておくことは無理だと多くの方に衝撃を与えました。完全に年金がなくなることは考えにくいですが、老後楽しく過ごしていくためには、年金以外の収入源を持つことがもはや必須になりつつあるのです。若いうちから不動産投資を行って、給料以外の収入源を持っていれば、いざ退職して老後生活になった時も安心です。家賃収入は、今の生活だけを豊かにするのではなく、老後の生活も豊かにしてくれるものなのです。

[box04 title="要約"] ✅ いつ年収が下がるか分からない
✅ 年金があてにならない
[/box04]

家賃収入のみに頼ることはリスク

 家賃収入は、今の生活や老後の生活を豊かにしてくれるものですが、家賃収入にだけ依存することはリスクが高いです。
なぜならいつ空室になるか分かりませんし、大きな地震が起きて建物自体なくなってしまうこともあります。収入源の1つとして家賃収入を持っておくことはもちろん良いことですが、家賃収入だけに依存するのはやめましょう。しかし、複数の不動産を保有して空室のリスクを分散させることが出来たり、ある程度空室になってしまっても、ローンの支払いや生活費に問題がなければ、家賃収入だけで生きていく方法もありだと思います。

[box04 title="要約"] ✅ 空室リスク
✅ 天災リスク
[/box04]

まとめ

 
 今回は、不動産投資の家賃収入について説明しました。家賃収入と聞くと一部の富裕層のみが行っているイメージがあるかもしれません。しかし、家賃収入を得るための不動産投資のハードルは思っているよりも非常に低いです。今の生活、そして老後の生活を豊かにするために、あなたも不動産投資を行なって家賃収入を得ることを真剣に考えてみてはいかがでしょうか?

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