不動産会社の大手ってどこ?不動産売却を依頼するならここ5選

不動産投資を成功させるためには、出口戦略も欠かすことはできません。少しでも高く物件を売って、不動産売却益を得ることが大切です

また、資金繰りを想定して、早期に不動産売却をする必要もあります。そのため、不動産販売の販路を豊富に持っている大手不動産仲介会社に、不動産売却の相談をしましょう。

ここでは、不動産売却を依頼できるおすすめの大手不動産仲介会社をご紹介します。

不動産売却を依頼できる!大手不動産仲介会社5選

希望する販売価格や時期を見据えて不動産売却を成功するためには、不動産仲介業者選びが重要です。ここでは、おすすめの大手不動産仲介会社をご紹介します。

三井不動産リアルティ

 (出典元:https://www.stepon.co.jp/)

三井不動産リアルティは1986年~2017年度まで、32年連続して全国売買仲介取扱件数トップを誇る大手不動産会社です。売主に選ばれ続けられるのは、大手不動産会社ならではの手厚いサポートが魅力となっています。

三井不動産独自の360°サポートシステムは、不動産売却前に無償で建物・設備の点検を行ってくれます。点検後に引き渡して、建物に不具合が出た場合は、三井不動産が負担してくるため、売主側は安心できるでしょう。

また、三井不動産が直接買い取ってくれる売却保証も用意されているため、住み替え希望者の要望にも応えてくれます。不動産に関与する相続の相談もできるサポート力で多くの支持を得ています。

手数料収入 850億800万円
仲介件数 4万1,533件
取扱高 1兆7,068億4,300万円
店舗数 281店舗
平均物件価格/1件 約4,110万円

(※公益社団法人不動産流通推進センター「2020不動産業統計集」より算出)

住友不動産販売

(出典元:https://www.stepon.co.jp/)

住友不動産販売会社がリーディングカンパニーとして業界を牽引してきた礎となっているのが、マンツーマン営業体制です。広告戦略・契約・引渡し・アフターフォローまで1人の担当者が寄り添ってくれます。

他の不動産会社では、分業型で各自の役割が決まっていることが多いため、住友不動産販売の営業体制は安心できるとして高い支持を得ているのです。このような営業体制を貫き、日本全国に270店舗を構える大手不動産会社まで成長しました。

また、近年では、ホームステージングのVR・AR技術によって、中古物件の空間のインテリア変更まで行えるため、スピード感のある売却を実現してくれると話題を集めています。

手数料収入 696億1,500万円
仲介件数 3万7,643件
取扱高 1兆3,263億5,700万円
店舗数 270店舗
平均物件価格/1件 約3,520万円

(※公益社団法人不動産流通推進センター「2020不動産業統計集」より算出)

東急リバブル

(出典元:https://www.livable.co.jp/)

東急リバブルは、AI技術によるレコメンド表示を活用して、顧客層にアピールできるシステムがあります。そのため、該当する買主に対して「おすすめ物件」として売却物件をアピールすることができるのです。東急リバブルには、多くの顧客が登録されているため、候補者に売却物件情報を届けることができ、早期の売却を実現してくれます。

また、全国7万件以上の物件情報が登録されている「中古マンションライブラリー」を公開しており、そこでは「希望するエリアの物件が売却されるなら、すぐに情報を欲し得て欲しい」という顧客も登録しています。

このような顧客を多く抱えているので、早期売却を実現することができるのです。東急リバブルは、早期売却に自信を持っているため、リバブル売却保証システムが用意されています。この補償を利用すれば、最低限の買取金額を保証してもらえます。

手数料収入 601億4,900万円
仲介件数 2万5,570件
取扱高 1兆2,455億3,000万円
店舗数 182店舗
平均物件価格/1件 約4,870万円

(※公益社団法人不動産流通推進センター「2020不動産業統計集」より算出)

野村不動産

(出典元:https://www.nomura-re.co.jp/)

野村不動産の強みは、グループで一貫した業務が行えることです。野村不動産グループでの製造・販売・管理の一貫体制により、豊かな暮らしと安心の住まいを実現します。それぞれの過程で得たノウハウが蓄積されており、マーケットトレンドや顧客ニーズに関する情報も豊富に持っているため提案力が良いです。

また、野村不動産には、一級建築士事務所が社内にあるため、業務委託しなくても、自社でレベルの高い設計業務を行うことができるのも魅力となっています。そのため、中古物件をリノベーションして付加価値を与えて高値で売るということも得意としています。

手数料収入 331億3,600万円
仲介件数 8,922件
取扱高 7,673億2,400万円
店舗数 86店舗
平均物件価格/1件 約8,600万円

(※公益社団法人不動産流通推進センター「2020不動産業統計集」より算出)

三井住友トラスト不動産

(出典元:https://smtrc.jp/)

三井住友トラスト不動産は、三井住友信託銀行グループに属しており、信託銀行の不動産部門から始まっています。信託銀行での運用・管理の知識を持っているため、資産目的で売却する方から支持を集めている不動産会社です。

銀行の歴史の中で信頼を積み上げた得意先など、顧客との密なネットワークを活かして買主を探してくれます。財閥解体に伴って派生した不動産会社のため、圧倒的な知名度とブランド力で集客力は抜群です。

手数料収入 206億5,600万円
仲介件数 7,935件
取扱高 5,042億1,800万円
店舗数 72店舗
平均物件価格/1件 約6,350万円

(※公益社団法人不動産流通推進センター「2020不動産業統計集」より算出)

大手不動産仲介会社を利用するメリット

各大手不動産仲介会社の魅力について解説しましたが、大手不動産仲介会社を利用すると以下のようなメリットが得られるので、早期売却を実現できます。

多くの顧客を抱えている

大手不動産会社のポータルサイトの登録者も多く、日本全国に店舗を持っているため、全国各地に多くの顧客を抱えています。顧客の中には、希望エリアで不動産売却情報が出た場合は、早く知らせて欲しいと予約している人もいるのです。このように、大手不動産仲介会社は多くの顧客を抱えており、これらの顧客に販売活動を行っていくので、スピーディーな売却が可能となります。

幅広い広告活動を行える

幅広い広告活動が行えることも、大手不動産仲介会社のメリットです。ポータルサイトの利用枠が多い大手不動産仲介会社は、中小規模の不動産会社と比較すると安い広告料で物件情報を掲載することができます。

ポータルサイトの広告料を安く抑えられれば、新聞やチラシなどの他の広告に費用を回すことも可能です。そのため、大手不動産仲介会社に依頼すれば、幅広い広告活動をしてもらえます。

従業員数が多くて組織力がある

不動産売却の依頼をする際は、担当者との相性も必要不可欠です。大手不動産仲介会社であれば、従業員数が多いため、担当者と相性が合わない場合は変更してもらうことができます。また、組織力があるため、不動産売却だけではなく、相続や移住などの相談もワンストップで行えます。

不動産売却は依頼先によって結果が変わってくる

心強い不動産会社のスタッフ
今回は、不動産売却におすすめの大手不動産仲介会社をご紹介しました。

不動産売却は、どこの不動産会社に依頼しても同じというものではありません。依頼先によって、販売価格や契約までの期間が大きく変わります。そのため、販売販路を豊富に持っている大手不動産仲介会社に不動産売却を依頼しましょう。

大手不動産仲介会社でも特徴は異なるため、それぞれの特徴を良く理解した上で、不動産売却の相談をしてみてください。

また、不動産会社にお任せするだけでは、満足のいく不動産売却はできません。そのため、不動産セミナーに参加をして、不動産売却に関する学習をしておきましょう。

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