人生100年時代を見据えて、不労所得の方法を考えだすサラリーマンが増えています。不労所得にはさまざまな手段がありますが、どの方法が良いのでしょうか?
この記事で、ご紹介する不労所得方法はズバリ「不動産投資」です。
不動産オーナーになることで、病気で働けなくなったり、定年退職後も安定した収入を得ることができます。安定した家賃収入は、年金暮らしの心強い収入源となります。また、少額資金からでも始められ、資格が必要ないため、誰でも大家さんになれることもおすすめの理由です。
この記事では、不労所得を考えた時に大家になることをおすすめする理由を解説します。今後どうやって収入の柱を増やして行こうか検討中の方必見の情報です。
目次
不労所得で大家をすすめる理由
不労所得はさまざまな種類がありますが、「大家になる」という選択肢がおすすめです。ここでは、その理由について解説します。
【不労所得13種類】始めやすさと利益の大きさ別に紹介 https://t.co/j4zNx7HIyZ
— owners.media (@OwnersMedia) December 31, 2020
少額資金で始められる
不動産オーナーには、100万円の自己資金を用意すればなることができます。金融機関から融資を受けることができれば、大家になることができるのです。
不動産投資ローンは、購入予定の投資物件の担保評価やオーナー属性によって融資限度額が異なりますが、担保評価も審査項目に含まれるため、住宅ローンと比較すると融資審査に通りやすいです。とくにサラリーマンは安定収入があり、融資が通りやすいため、サラリーマンをしながら大家になる人が増えています。
必要な資格がない
不動産オーナーになるための必要な資格はありません。そのため、誰でも始めることができます。また、宅地建物取引士や不動産鑑定士、ファイナンシャルプランニングの資格を取得していれば成功率を上げることができます。しかし、これらの資格は必須ではなく、知識を専門家から借りるという方法もあります。
賃貸経営を委託できる
不動産オーナーになった場合、自分で入居者募集や建物管理をする必要はありません。業務全般を管理業者に委託できます。管理業者に委託すれば、賃貸経営の手間を省くことができます。
業務委託料の平均相場額は賃料の2%~7%程度です。これらの管理費を事業計画書に盛り込んでおけば、自分で賃貸経営を行わずに済みます。これが本業をやりつつ、副業として取り組める秘訣でもあります。ただし、任せっきりにするのは失敗の原因になります。後述しますが、最終判断は自分でくだせるように、不動産投資の知識はつけていかなければなりません。
不動産収入を得ている人をズルいと考える人もいます。でも、考えてみてほしいのです。リスクをとっている投資家と、毎年同じ仕事をして給料を上げろー!と交渉する労働者ではどちらがズルいのでしょう?不動産投資の健美家 https://t.co/QS16MrbRct #kenbiya
— 波乗りニーノ (@hiroki19730823) January 22, 2021
大家になる方法の基本的な流れ
大家になる魅力について理解して頂きました。では、実際にどのような方法で大家になるのでしょうか?ここでは、大家になる方法の基本的な流れをご紹介します。
1.投資用物件を探す
投資用物件の選定は、不動産投資の成功を左右します。
- 生活利便施設が充実しており、利便性の高い物件であるか
- エリアに人気があり、多くの人が住んでいるか
- 建物の構造や設備がしっかりしているか
上記の内容を確認して、投資用物件を購入しましょう。また、中古物件を購入する場合は、表面で見ては分からない構造部分も確認しておかなければ、予想外に修繕費がかかることがあります。そのため、ホームインスペクターを利用して、購入前に建物の状態を確認しておきましょう。
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2.ローン事前打診
投資用物件購入の申込みをする前に、不動産投資ローンが借りられるかを事前審査・仮審査で確認します。この事前審査・仮審査を通過することで、住宅ローン申込者が、ある程度の住宅ローンを組むための基準を満たしていることを確認します。
⇒不動産投資ローンを借りられる人と借りられない人の違いとは?
3.投資物件購入の申込み
不動産投資ローンが借りられるのであれば、物件購入の手続きに進みます。物件購入は先着順である場合が多いため「この投資物件を購入したい!」と思ったら、早い段階で資金計画や事前審査を受けておくことが大切です。
4.不動産売買契約
先着順で不動産が購入できる場合は、売主と不動産売買契約を締結します。不動産売買契約時には、不動産業者が重要事項説明書を読み上げますが、理解できない項目が出てきた場合は、恥ずかしがらずに尋ねましょう。
理解したフリをしてしまうと、後で大きなトラブルを招いてしまいます。契約書の内容に同意が出来たら、署名・押印して不動産売買契約を締結します。
5.金銭消費賃貸借契約
不動産売買契約を締結した後は、金融機関と金銭消費賃貸借契約を締結します。この契約締結には、不動産会社は関与しません。ローン申込者が金融機関に出向き、契約手続きをしなければいけません。
融資を受けるための契約であるため、約束期日や必要書類を準備しておきましょう。また、不動産売買契約と同じように不明点が出た場合は、恥ずかしがらずに質問をしてください。
6.物件の引き渡し
物件購入金額を支払い終えたら、物件の引き渡しです。引渡前に売主または不動産会社の立ち会いで現場の確認が行われます。約束した修理は完了しているか、契約条件に沿った状態になっているかを確認しましょう。売主から告知書を受け取っている場合は、その資料を参考にして物件の状態を確認していくことになります。
7.賃貸経営の開始
物件の引き渡し、登記手続きが終えたら賃貸経営の開始です。不動産オーナーになっても、必ず建物を管理する必要はありません。管理会社に業務委託することができるため、どのような方法で賃貸経営をするかを決めていきましょう。
大家になる前に押さえたい3つの基礎知識
大家になり賃貸経営を始めれば、”必ず成功できる”というわけではありません。賃貸経営で成功するためには、基礎知識が必要です。どのような基礎知識を身に付けておくべきなのでしょうか?ここでは、大家になる前に押さえたい3つの基本知識をご紹介します。
不動産投資に関する知識
不動産投資は安定収入が得られやすい不労所得ですが、さまざまなリスクが伴います。賃貸需要や不測の修繕費の発生、自然災害などのリスクが発生するため、どのようなリスクが発生するのか、不動産の仕組みを理解しておきましょう。不動産投資に関する知識を身に付けておくことで、適切な投資判断できるようになります。
税金
不動産投資は、賃貸経営の事業のため所得税がかかります。また、投資用物件の購入時には、不動産取得税、登記をする際に登録免許税や印紙税などがかかります。
また、固定資産税や都市計画税も支払わなければいけないため、これらの税金に関する基礎知識は身に付けておきましょう。税金分の支出を忘れてしまい、賃貸経営が上手くいかなくなるケースは多いので注意しましょう。
確定申告
賃貸経営は事業になるため、確定申告を行わなければいけません。確定申告の方法や仕組みを理解しておくことで節税対策も行えます。そのため、賃貸経営で大きな利益を生み出すためにも、確定申告に関する基礎知識を身に付けておきましょう。
大家には誰でもなれるが、成功するには勉強が必要
数多くある不労所得の中でも、「不動産投資」は安定収入を得られやすいのでおすすめです。不動産投資を想像すると多額の資金が必要な印象がありますが、少額資金からでも始められます。つまり、誰でも大家になれるということです。
しかし、賃貸経営を行う上では、さまざまなリスクが発生します。入居者がいない場合は安定した家賃収入は得られません。また、予期せぬ修繕費や税金の支払いで、賃貸経営が上手くいかなくなることもあります。
そのため、賃貸経営を成功させるためには、自分自身で不動産投資に関する勉強を始めましょう。書籍やネットで独学で学ぶことも可能ですが、セミナーの方が習得スピードが早まります。無料で参加できるものが多く開催されているので、しっかり選んで参加してみてください。
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